バイク事故により3つの障がいを抱えながらもアーティスト活動をしているSABO10さん。
曲の配信とVlog動画をYouTubeに投稿して活動しています。
楽曲の公開はもちろん、左半身麻痺でありながらダンスやキックミットに挑戦したりと、新しいことに挑戦する動画も数多く投稿されています。
また、オリジナルブランドを立ち上げており、物販販売も行っています。
そんなSABO10さんですが、本名や年齢などの素性やバイク事故について気になる方もいるかと思います。
そこで本記事は、SABO10さんの本名や年齢、バイク事故について調査していきます。
SABO10（サボ10）さんとは何者？
はじめまして！
障害者アーティストの.SABO10です。16歳の時に2ヶ月間意識不明になりました。
変わった自分を受け入れられず腐りかけていた時もあったけど、
ほっそんさんに出会い人生が変わりました！宜しくお願いします！#ボクシング#ブレイキングダウン #障害者 pic.twitter.com/6jqWhK2uIJ— 障害者アーティスト .SABO10 (@SABO252525) January 24, 2023
SABO10さんは、16歳の時のバイク事故で高次脳機能障がい、左半身麻痺、言語障がいの3つの障がいを抱えながら楽曲制作やVlog配信をしているYouTuber・アーティストです。
障がいを患ったことにより自由を奪われもどかしくつらい気持ちになってしまい、その思いを楽曲などで表現しようと活動しています。
障がい者であっても楽しく過ごしていることを発信し、同様の障がいを抱えている人の希望になれればとの思い出でコンテンツ配信をしているようです。
事故当時、主治医から「一生車いすでの生活となる」と宣告されたものの、リハビリやキックボクシングでの練習の甲斐があり、左半身が動かせるようになったそうです。実際、キックボクシング動画では左手、左足でミット打ちをしている姿がみれます。
また、体を自由に動かせないSABO10さんですが、ダンスにも挑戦されており、体を動かすような活動にも果敢に取り組んでおられます。
SABO10さんの年齢やプロフィールは？
SABO10さんのプロフィールについて調査しました。
〇プロフィール
名前：稲岡星太（諸説あり）
年齢：21歳
身長：177cm
体重：63kg
誕生日：2002年10月
家族：母、祖母有
居住地：不明
特技：不明
趣味：ボクシング
プロフィールについてですが、居住地や特技については調査では見つかりませんでした。
名前についてですが、SABO10さんはオリジナルグッズをBASEで販売しており、その特定商取引法に基づく表記に「稲岡星太」と記載がありました。しかし、このBASEの表記だけでは、SABO10さんを代理してほかの人が責任者として販売している可能性も否定できないため、本名かどうかは定かではありません。
年齢についてですが、細川貴之さんが2022年6月に撮影した動画にて、「19歳であること」と「誕生月が10月である」ことを語っていたため、執筆時点（2024年2月25日現在）では21歳であることが分かります。
SABO10さんのバイク事故の内容は？
SABO10さんは16歳の時にバイク事故に遭い2か月間意識不明状態になっていました。
バイク事故の際の詳しい情報については、インターネット上で探しても当時のニュース記事などは出てきませんでした。
記憶が戻ってからの状態についてはYouTube Shortで説明しています。
事故から2ヶ月たってから、他者からの話し声に反応するようになり、声は出せないものの文字盤を用いたコミュニケーションができるようになったようです。
入院中は赤ちゃん返りをしたような状態となっていたらしく、すれ違う患者さんに対し名前や住所を聞いたり、ほしいものリストを看護師に毎日書いてもらって、お見舞いに来た人たちにそのリストを見せて催促していたと話しています（本人はこの間の記憶については覚えていないようです）。
記憶が戻ってから2年間は自分の悪口がずっと聞こえてくるような幻聴や、周囲の視線や声が怖く感じる被害妄想などがありとても苦しかったと語っています。
また、日常生活での行動がとれなくなっており、体を洗うことやサラダにドレッシングをかけるということ、歯磨きの仕方といった日常で毎日行う生活方法が頭から抜けており、1から生活について教えてもらいながら生活していたようです。
SABO10さんの活動は？
SABO10さんは言語障がい者アーティストとして楽曲の制作・配信をしており、またYouTubeではVlog動画や、ボクシング・ダンスといった体を動かすアクティビティへの挑戦動画を投稿しています。
また、オリジナルブランドの販売も行っており、入院中に気を紛らわせるために書き続けていた絵を身内が見つけ、「せっかくだからブランド（服）にしよう」と提案してくれたのがきっかけとのことです。ある程度の収益が入ったらその一部を障がい者団体に寄付したいとSABO10さんは語っていました。
しかし、ブランド立ち上げ当初はSNSでのみの販売で、SABO10さんは積極的な営業はしておらず、それを見かねた身内の方が本人に無断で服の出店のイベントに申し込んだりしてブランド商品の販売をしていたとのことです。イベント参加し始めたころはめんどくさいという気持ちや、対人コミュニケーションに対する不安や長時間立っていることの苦痛もあり、嫌々参加していたようです。
しかし、何回かイベントに参加するうちに、リピーター客がついたり、キャラクターデザインをほめてくれたり、高次脳機能障害を持ちながらもブースで販売しているSABO10さんに励ましの言葉をくれたりしたことから、「頑張ろう」と言う気持ちに変化していったとのことです。
まとめ
SABO10さんは16歳の時のバイク事故が原因で2か月間意識不明状態となり、高次脳機能障がい、左半身麻痺、言語障がいの3つの障がいを抱えて、アーティストとして現在も活動されています。
当時の主治医から「植物状態もしくは一生車いす生活となる」と宣告されるも、リハビリやボクシングジムでのトレーニングの甲斐あって2本足で立つことができるようになり、日常生活を送っています。
今でも記憶障がいや言語障がいによる生活における壁があるものの工夫しながらその壁を乗り越えて生活されているようです。
また年齢は21歳で、本名は、確証は持てませんが「稲岡星太」さんだと思われます。
一生車いす生活という宣告から、リハビリやトレーニングを経て自立するまで改善したということには筆者も驚きました。SABO10さんの強い精神力が困難な壁をぶち壊したのだろうと思います。
筆者もくよくよすることの多い毎日ですが、SABO10さんのように苦難があっても堂々と生きていけるよう努めていきたいです。